日々のこととか、小説の進捗状況とか。
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そんなわけで、コンテンツ全部さげました。
パソコンのホームページの方は、index以外全て削除したので、しばらく見れません。
ご了承下さい。
復活は全体的に未定ですが、「完結済み」「新デザイン構築済み」と好条件が揃いまくっている「日本茶若様」は早々にリンク繋げられると思います。
あとは……、うん。
気長にお待ちいただけると幸いです。
改装作業と並行してぼちぼち書きあげたものとか、羅那嬢から返ってきた宝石擬人化とかは、再開後の更新忘れ防止の為に随時ブログにあげていきます。
あとIbの殴り書きとか…(まだハマってる)
正直Pixivに神が多すぎる。
あ、ちなみに携帯サイトは生きてます。
昔の作品読みたい方は、このブログからリンク貼ってるので、そちらでお願いします。
本当は携帯サイトも色々かえたいんだけど、今はパソコンの方だけで手一杯。
タグとかスタイルシートとか一生懸命勉強してます。
面白いんだけど時代の流れについてけない…。まだHTML4.01だよ…。極めたらHTML5に移行……、
……できるかなあ。
そんなわけで、今回は羅那嬢から返ってきた宝石擬人化あげときます。
まさかもう返ってくるとは。恐るべし羅那嬢。
パソコンのホームページの方は、index以外全て削除したので、しばらく見れません。
ご了承下さい。
復活は全体的に未定ですが、「完結済み」「新デザイン構築済み」と好条件が揃いまくっている「日本茶若様」は早々にリンク繋げられると思います。
あとは……、うん。
気長にお待ちいただけると幸いです。
改装作業と並行してぼちぼち書きあげたものとか、羅那嬢から返ってきた宝石擬人化とかは、再開後の更新忘れ防止の為に随時ブログにあげていきます。
あとIbの殴り書きとか…(まだハマってる)
正直Pixivに神が多すぎる。
あ、ちなみに携帯サイトは生きてます。
昔の作品読みたい方は、このブログからリンク貼ってるので、そちらでお願いします。
本当は携帯サイトも色々かえたいんだけど、今はパソコンの方だけで手一杯。
タグとかスタイルシートとか一生懸命勉強してます。
面白いんだけど時代の流れについてけない…。まだHTML4.01だよ…。極めたらHTML5に移行……、
……できるかなあ。
そんなわけで、今回は羅那嬢から返ってきた宝石擬人化あげときます。
まさかもう返ってくるとは。恐るべし羅那嬢。
教室の机を4つくっつけて、四人一組のグループを作る。いつもの顔触れとなったラピスラズリ、ラヴァ、オパール、ソーダライトのグループは、目の前の花瓶に黙々と花を生けていた――否、半分は黙々と、半分は手より口を動かしていた。
黙々と作業していた女子、ラピスラズリは目の前の男子、ラヴァの作品に感心の眼差しを向けた。「へぇ。上手なものだね」
「とてもラヴァらしいと思うよ」
「そうかな? どうして?」
ラピスラズリはラヴァの生けた作品を眺める。キキョウをメインに、オミナエシを後ろにもってきた、色の対比が綺麗な作品だ。しかしキキョウにオミナエシ――花言葉は「従順」と「忍耐」。知っていて選んだのかと思うくらいぴったりだ。素直に言うのも可哀想で、すっきりまとまってるから、と無難な答えでごまかした。小さく感謝を述べ、ラヴァもラピスラズリの花を見た。濃赤色のナデシコを中心にススキとクズが跳ねている。縦横無尽に広がるがうるさくもない。クズの花の向きを調節する彼女も完成は間近のようだ。
「ラピスのは元気いっぱいだな。ちょっと意外かも」
「そう?」
はっきりした色のナデシコ。歯に衣着せぬ物言いをする彼女に合っているのかもしれない。
それに比べて。まだ完成の遠そうな二人――オパールとソーダライトは未だに手より口を動かしている。高二にもなって低レベルな言い争いを繰り広げる二人には、例のごとく溜息を禁じ得なかった。
「オパール、そろそろ集中したらどう?」
「ソーダライトも。それじゃいつまで経っても終わらない」
完成組に言われても「だってコイツが」と互いに指を差しあうオパールとソーダライト。むすり睨み合い、次いで相手の花瓶を見る。先に口を開いたのはオパールだった。
「っていうか、やっぱりソーダライトってば、わたしより遅いじゃーん」
「はぁ? お前のほうが遅いっつーの」
「そんなことないしー。っていうか、ソーダの組み合わせとかありえないしー」
生けられたのはハマナデシコにキキョウ、ハギ。見事に紫系の色ばかりだった。歯がみして反論するには「っつーかお前だって偏ってるっつーの!」
オパールの花器にはキキョウ、ナデシコ、フジバカマ。大輪の花が揃っていた。
「っていうかやっぱり、大きいほうがわたしみたいだしー」
「あーあー。自己主張の塊な」
「失礼な! っていうかソーダライトのは紫ばっかりで味気ないしー。やっぱりわたしのほうが上手だしー」
お互い睨み合い、そして今度は自分の生けた花を見た。口には出さないが、相手の言う通りかもしれない。しかし、手を加えるのは負けた気分になる。ぐぬぬ、と唸る二人に溜息を零し、ラピスラズリとラヴァは先生に完成の合図を送った。
「あら、全員完成ね」
「ちょっとラヴァ-! やっぱりわたし、もうちょっとかかるのー」
「お、俺だってなぁ」
「諦めて」
にべもなく言い放ったラピスラズリは、先生に向き直り「この班、これで提出です」はっきりと終了宣言を下した。
「ラピスー! やっぱりわたし、まだだと思うのー!」
「知らないわ」
「っつーか、勝手に進めんなっつーの!」
「いつまでも喋ってるアンタたちが悪い。そもそも、」
「まぁまぁ、ラピス。落ち着いて」
ラピスラズリのマシンガントークが放たれる前に、珍しくラヴァが仲裁に入る。後押しするように授業終了のチャイムも鳴り、おとなしく口を噤んだ。
「ホント、こういうのって性格でるわね」
二人の選んだ花を眺めて、再度ラピスラズリは溜息をついた。極端に偏る似たもの同士は、言い争いの第2ラウンドに突入したようだ。
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