忍者ブログ
2024.11│ 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 13 14 15 16 17 18 19 20 21 22 23 24 25 26 27 28 29 30
日々のこととか、小説の進捗状況とか。
カレンダー
10 2024/11 12
S M T W T F S
1 2
3 4 5 6 7 8 9
10 11 12 13 14 15 16
17 18 19 20 21 22 23
24 25 26 27 28 29 30
リンク
フリーエリア
最新CM
[12/30 ななし]
[07/22 支倉]
[07/27 支倉]
[06/13 NONAME]
[03/20 塩キャラメル]
最新TB
プロフィール
HN:
紫苑
HP:
性別:
女性
バーコード
ブログ内検索
2024年11月22日 (Fri)
×

[PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。

2009年04月02日 (Thu)
日記書いて、小説書いて、寝ようと思ったら頭の沸いたことを思いついてしまったのでUpしてみる。

パラレルです。ハリポタです。
もしも四月一日だったらって話。




 血の、匂いがする。

 家の中に、充満している。薄暗い室内。倒れたランプ。だけど、その場所は、驚くほど、きれいだった。荒らされては、いなかった。
 だから。

 ただその床に広がる血の池を、シリウス・ブラックは信じることが、できない。

 血の池の真ん中で、アスナ・リーズはほんの少しうたたねをしているだけのようにしか見えなくて、でも、赤みがかった茶色の髪は血の中に沈んでいる。
 右腕は、ない。

 傍に、膝をつく。
 血の池は、まだ固まっていない。体温さえある。右腕はない。閉ざされた瞼。赤い髪。掬う。滴る。血の、匂い。

「……アスナ……?」

 ああ、(こんなの)

 今日は、四月一日だったっけ。(嘘だ)

「また、そうやって僕をからかって……」
 アスナ・リーズは応えない。(嘘だ)

「君はいつもそうなんだから……」
 血の池が少しずつ冷えていく。(嘘だ)


 ああ、
 今日は、エイプリル・フールだったっけ。


 滲む視界の向こうで、君が笑う、嘘を見た。




----------------
オチない。
この流れだとシリウス発狂ルートにしか行きつかない気がするんですがどうですか。

最近のハリポタは暗すぎます ね … … orz
PR
この記事にコメントする
お名前
タイトル
文字色
メールアドレス
URL
コメント
パスワード   Vodafone絵文字 i-mode絵文字 Ezweb絵文字
この記事へのトラックバック
この記事にトラックバックする:
←No.147No.146No.145No.144No.143No.142No.141No.140No.139No.138No.137